FX自動取引システムを使ってトレードするときに「VPS」の導入を進められますが、
この「VPS」とは何のことなんでしょう?
システムを稼働させるのに必要なツールといわれますが、本当に必要なのか?
導入するにあたってのメリット・デメリットを説明していきます。
VPSとは
VPSとは「Virtual Private Server」の略称で「仮想専用サーバー」とも呼ばれるものです。
FX自動取引システムを稼働させるためには必須のサーバーになります。
なぜVPSが必要なのか
通常、FX自動取引はMT4という取引ツールを使用して、24時間稼働させておく必要があります。
それを行うとパソコンが故障したり、電気代が高額になってしまうので、ネット上に「VPS」と
呼ばれるもう1台のPCを設置して電源を切っても、もう1台のパソコンが24時間稼働するようにするためです。
MT4とは、MetaQuotes Softwareが2005年に開発した外国為替証拠金取引プラットフォーム
「Meta Trader 4」のことで、略して「MT4」といわれている。
それ以外にも自動取引に必要な理由は
パソコンが強制的にシャットダウンされてしまったり、通信障害などで一時的に通信が
途切れてしまったりすると、自動取引の稼働がストップしてしまうので得策ではありません。
そのために必要なのが「VPS」というシステムです。
VPSのメリット・デメリット
メリット
・パソコンに負担が掛からない
FX自動取引システムを稼働させるには、平日の間はフルに稼働し続けることは、パソコンにとっては
かなりの負担です。
VPSを導入することで、パソコンをシャットダウンしても自動取引システムは稼働するので
パソコンに負担をかけません。
また電気代もかかりません。
・安定した稼働
使用しているパソコンの影響を受けないので安定した稼働、取引が可能になります。
24時間365日安定したシステム取引ができます。
デメリット
・月額の固定費がかかる
VPSを使用するには、月々1,000円~からの利用料がかかります。
契約するサーバーによって料金は変わりますので、条件の合った会社を選び契約しましょう。
VPSの導入方法
1、VPSを提供している会社を選ぶ
各社、様々なプランやキャンペーンなどを実施しているので、公式サイトなどで調べましょう。
2、プランを選択して申し込む
月額料金、PCのスペックやシステムの使用条件などから、最適なプランを選択しましょう。
3、VPSを接続する
契約が完了したら、VPSの初期設定をして起動させる。
4、VPSにMT4をダウンロードする
VPSに自動売買システムを使う証券会社のMT4をダウンロードします。
5、MT4に自動取引システムを導入する
MT4に自動取引システムのファイルを貼付けます。
6、自動売買取引システムを稼働させる
MT4にログインして、自動売買システムを立ち上げます。
各種設定を行い、取引システムを稼働させます。
7、自動取引開始
チャート右上の顔マークの表情で自動売買システムが正常に稼働しているか確認できます。
困り顔(*_*)→稼働していない
まとめ
VPSとは「Virtual Private Server」の略称で「仮想専用サーバー」とも呼ばれるものです。
VPSを導入するにあたってメリット・デメリットはありますが、FX自動取引システムの性能をフルに発揮させるためには必須になります。
自動売買取引システムを使ってFXトレードをしたい人は、ぜひ導入することをおススメします。
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